マラティア 約177×121cm

品 番:2876
サイズ:約177 × 121cm(フリンジの長さは含みません)
素 材:[経糸/緯糸] ウール[パイル]ウール・カシミヤ  草木染め
産 地:トルコ マラティア
年 代:新品

Category:

トルコのマラティアという町にある村で織られた手織り絨毯です。

鮮やかな深い赤色の中央に、打ちあがった花火のようにまるく配置されたチューリップなどの花々が目を引く一枚です。
チューリップはトルコの国家とされ、幸運を呼ぶ花といわれています。

また、文様だけではなく、絨毯の色にも意味が込められており、赤色は富や喜び、幸福、愛情を象徴します。

草木染めならではの染めむら(アブラッシュ)が何ともいえないグラデーションをつくりだし、赤色に深みと味わいを
もたせてくれています。

こちらの絨毯は、ウールの他にカシミヤが約40%使用されているため、肌触りがとても柔らかくフワフワしていて気持ち良く、
同じ大きさ・製法のウール100%のものに比べてより軽くて柔らかいリッチタイプになります。
(おおよその目安としてはウール60%・カシミヤ40%程度)

カシミヤが入っていると弱くないの?と思うかもしれませんが、経糸・緯糸はウールのみ使用され、パイル部分はトルコ式の
ダブルノットと呼ばれる二重結びの製法で織られており、耐久性に優れとても丈夫なため長く使用いただけます。

ウールとカシミヤの柔らかな肌触りが心地良く、一年を通して快適にお使いいただけます。

マラティアは海外からの観光客がほとんどいないため、自然豊かでオスマントルコの面影や文化が残っています。

マラティアの村

イランに近い地域のためギャッベと少し似ている雰囲気も感じられますが、ギャッベとは異なる技法で織られており、
ダブルノット方式(二重結び)と呼ばれるトルコで主に用いられる結びの技法で織られています。